犬と猫のための健康セミナー
-野生の肉食動物の食性を考える-
今回のセミナーは、「野生動物の食事内容」についてです。様々な資料を比較しながら、ヤマネコやディンゴなどの肉食動物たちが何を主に食べているのかを解説します。野生の動物であっても好きな部位、そして食べ残す部位があります。いわゆる4D(Diseased、Dying、Dead、Disabled)ミートと呼ばれる肉はペットフードに使用することを悪いことだと言いますが、野生の世界ではまさに病気になったり、死にかけたりしている動物がまず肉食動物によって狙われます。野生の世界ではそこに食べられる物があれば、「ウジ虫」であっても、素晴らしいタンパク源になるのです。人と暮らす中で、犬と猫たちの生活環境は野生とはかけ離れたものになっています。しかしながら、彼らの体の中には脈々と受け継がれてきた肉食動物としての本来の姿が隠されています。骨を噛み砕き生肉を食べることが出来るのに、骨は危ないと言う先入観から、骨をミンチにしたり、骨の代わりに卵殻パウダーを加えたりしているケースが多々あります。結果的に、歯に問題を抱えたり、ミネラル欠乏になったりするでしょう。肉食動物としての犬と猫たちが本来あるべき姿を想像すると、食事の改善点が見えてきます。様々な部分で、実は間違った手作り食を与えている飼い主さんたちが多くいるのです。
手作り食に行き詰まっている方、ペットフードから脱却したい飼い主の方は是非ご参加ください。
時間があれば土壌微生物についても話をする予定です。
日時:2022年10月29日(土)11:30-15:30
場所:東京都内
内容:肉食動物の食性から考えられる手作り食の問題点
受講料:11,000円(資料代込み)
申し込み:氏名、住所、飼われている犬又は猫の情報(品種、年齢、与えているフードの種類や食材内容)を記載ください
申込先 homeo@cameo.plala.or.jp
★現在満席につき、キャンセル待ち★
*感染の状況によっては開催しない場合もありますことをご了承下さい