AHCAの想い

近年、飼い主と動物たちを取り巻く状況は刻々と変化し、生活環境と飼養意識は向上の一途をたどっています。
豊富な情報を得て飼い主の知識は多様化し、その要求は細分化しています。
多種多様な情報の流入により選択の幅が広がるのは喜ばしいことですが、
現状は欧米文化の表面的模倣の域を脱していないのが事実であり、こと食に関しては氾濫する情報の中で、
何を選択すればよいのか迷っている飼い主も多いことでしょう。
動物たちの健康は、飼い主であるあなたの手にゆだねられているのです。

ナチュラルケアの基本は、病気にならない丈夫な身体を作ることであり、そのために大切なのは毎日の食事です。

しかしながら現代の犬や猫達が抱えている問題は非常に複雑です。
遺伝的な問題、過剰ワクチン接種、環境汚染、心理的ストレスなど、犬や猫達の健康を維持するためには、もはや食事だけでなくホリスティックな視野からその身体をみつめなければなりません。

身体的、精神的に健全な個体に、科学的に適切な対応をし、自然の恵みを享受したケアを施してこそ動物との共生の第一歩を踏み出すことができるのではないでしょうか。
自然から隔絶された生活を余儀なくされ、生態系破壊の進む社会で生きる現代の私たちにとって、犬と猫は最も身近な自然との接点とも言える存在です。

AHCAは

一人一人の飼い主が自然と動物への理解を深め、マクロな視点から状態を観察することによって現代の犬や猫が抱えている様々な問題にホリスティックに対処し、真に犬や猫との共生を愉しむことができるようにサポートすることを目標とし、最新の情報や技術を収集して、的確な時期に的確なアドバイスをもって飼い主のお手伝いができる人材のネットワークとして立ち上げられました。AHCAは日本における生食のパイオニア、獣医師 本村伸子先生を顧問に迎え、
ナチュラル・ケア・スペシャリティー講座の課程を修了したメンバーで構成されています。

Holisticとは

ギリシャ語のholos(全体)を語源とし、「全体」「関連」「つながり」「バランス」といった意味をすべて包含した言葉として解釈されています。
健康を身体面だけでなく、目に見えない精神面をも含めて捉え、身体の悪い部分だけを見るのではなく、食事や生活環境など全体を視野に入れたケアによって根本から問題を解決してゆく・・・これがホリスティック・ケアの考え方です。

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